英語って本当に難しい。
英国に留学2年前にIELTS7.0(TOEFL100点相当)を取得し、その後1年スウェーデンなどで海外生活。
それでも英国に引っ越して来て思うのはやっぱり英語は難しい。
今日はそんな話。
1. 実用英語って?
海外生活を1年近くやってからの渡英なため、日常生活ではそんなに苦労はしない。携帯の契約、カフェ店員とのちょっとした会話、困ったときの質問、その程度は全然なんら問題なくできるようにはなった。
けど、英語の超本場、イギリスに来て思ったのは、こっちの英語はスウェーデンの英語とはわけが違うってこと。スウェーデン人も英語は超流暢で、国民の90%が流暢な英語を話すとも言われるほど英語国。
けど、やっぱりイギリス人の英語と比べると所詮は第2言語としての英語なんだってことを強く実感する。
話すスピード、アクセントの多様性、スラング、全てがスウェーデン人英語とはわけが違う。
非ネイティブが話す英語ってのは、所詮「学んだ英語」。
つまり僕らも同じで
“Section1. You will hear a conversation between 2 students talking about a lecture. Listen carefully and answer the questions 1-10.”
なんていう教材を使って勉強している人ばかり。
使う単語はさほど難しくもなく、文法もしかり。だからお互い用意に会話が成立する。
イタリア人との英会話とかはっきり言ってめっちゃくちゃ簡単。
あの人らと英語で会話できるから英語上級者とか間違っても思わないでほしい。
でもイギリス人の英語はそんな簡単にはいかない。幼少期から自然と身についた英語。
日本人の使う日本語を考えたらそりゃ英語が「教科書の英語」であるわけないことを簡単に想像できるはず。
どんなに英語試験で高得点とっても皆英語で苦労するってのはそういうこと。
まして日本人は日本でそういう生英語に触れる機会が本当に少ないから。
2. 海外にいれば英語が上手くなるっていう嘘
よくいうのが、海外生活してれば英語上手くなるでしょ、っていう話。
これは本当でもあり嘘でもある。
例えば長くいればその分自信が増えて、現状のレベルの英語を使って臆することなく発言できるようになる。そう言う意味では英語を使う実用能力は上がる。
でも、10年イギリスに住んでいても英語全然だめで、発音も「ああ、、、残念」なんて日本人ゴロゴロ。
結局いくら英語圏に住んでてもそんなボキャや表現力が増えたり、文法使いこなせるわけじゃないってこと。成人してから言語を学ぶことは「あくまで学び」であり、英語に浸ってれば話せるようになるってことは絶対にない。
スペイン語のラジオ10年聴き続けても、知識なければ初日はもちろん10年後だってただの「念仏」にしか聞こえないと思う。言語ってそんなもん。
よく1年海外に「語学留学」してました、っていうだけで英語話せる気になってる人がいるけど、ネイティブと渡り合える人なんて皆無。
やったことあるから言うけど、語学留学なんて1日3〜4時間英語の授業受けて、あとは飲んでパーティしてるだけ。しかも自分と同じレベルの英語話者とつるんでるから、使う英語レベルなんてたかが知れてる。
授業中にネイティブ教師との会話は成立するから変な自信もっちゃうけど、休憩時間中のネイティブ同士の会話はもはや別言語かってくらい付け入る隙がない。
ましてパブで酔っ払いのローカルに絡まれたときなんて、もはや英語とさえ認識できないレベル。
つまり海外にいれば英語力上達するなんて言うのは幻想で、まして語学留学ってだけで就職先見つかっちゃう日本の英語レベルは致命的なほど低いってことな気がする。
3. 英語が得意!って言う人へ
とりあえず英語が得意!とか言ってる人。例えばリバプール地方で話されている英語を聞いて理解できますか?
あなたの言う英語って「BBC English」とか「Queen English」ではないですか?そんな英語話す人世界に1%もいません。
結局日本人のいう英語って、世界中の英語のごくごくごく一部の上流階級が話す特別な英語であって、イギリスの中のローカル訛りでさえ理解できない人がほとんど。
スコットランド(特にグラスゴー)やアイルランドの英語なんて住んでもない限り多分理解不可能なはず。
イギリス人は「あいつらの英語訛りひでー」とかいいつつ、みんな理解はできてるけど、僕ら日本人にはもはや別言語。津軽弁みたいな。
話はかわって、このYoutube本当に面白い。音声認識エレベーターに乗ったスコットランド人の発音が全然認識されないっていうコメディ。
ローカルな英語の発音って本当におもしろい。
4. で、どうすればいいのか
これは僕も知りたいから誰か教えて。
英語勉強中の人向けのPodcastとかから聴き始め、ほとんど完璧に理解できるようになったら、BBCラジオに移行。最初は全く理解できないもののだんだん内容がわかるようになり、さらに英語ドラマや映画に移行。
また全く理解できないものの英語字幕があればだんだん聞き取れるようになり。
ちょっと英語できるようになったと思ってたまにネイティブと話すと地方訛りがきつくて撃沈して、みたいな挫折の繰り返し。
で、嫌になってグーグルで「英語 リスニング 秘訣」とか無駄に検索して時間浪費してみたりして。
僕の結論は
ネイティブに近づこうというのを諦める。
だってどう考えたってあんな発音できんし、あくまで非ネイティブとして許容される範囲で実用性を高めるしかないよな、と。
世界で最も英語が上手い非ネイティブとも言われるスウェーデン人の英語でさえ、本場英国の英語とは全然違うし、って考えたらかなり気が楽になった。
5. 英語に悩みたくない
やっぱり英語力ってのがいつもネックになって色々困ることがある。自分の英語力の自信のなさからブレーキもかかるし、そのせいで余計に不便になったり。
だからとりあえず英語を使う頻度を高めつつ、自信をつけていくのが最優先。
まぁ高望みせず焦らずやりましょう。
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テレビ画面越しの英会話や非ネイティヴとの英語レッスンはもうやめて、ネイティヴと対面の英会話レッスンを繰り返すことで英語を話す「自信」の向上につなげましょう。
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