英語力の向上はいかに?5週間プレセッショナルコースを終えて

MScメインコースの前に任意で申し込んだ5週間プレセッショナルコース。

イギリスでの高等教育を踏まえて大学、大学院の授業にしっかりとついていけるように英語力向上を目標に訓練するコースです。

今回、5週間のプレセッショナルコースを無事に終え、最終成績がかえってきたので、プレセッショナルコースの総評も踏まえて今後の受講を検討している人の参考になるよう紹介します。

1. プレセッショナルコース総評

プレセッショナルコース5週間を受講した総評です。

まず英語力の向上という意味ではやはり5週間ではさほど期待はできないなという印象。特に最後の1週間は試験ウィークなため実質授業は4週間のみです。

ですので授業の中というより授業外でいかに英語を使うか、ということのほうがよっぽど重要でした。また、クラスの人数が20人近いため、授業中の発言量もやはり少なくなります。

ということで、ただただ一般英語力を上げたいだけなら5週間普通の語学学校にいったほうがいい、と感じました。

一方、エッセイの書き方や英語でのプレゼンテーションスキルなどは向上すると思います。というよりプレセッショナルコースはここに重点を置いているため、アカデミックエッセイの書き方や構成、プレゼンテーショントレーニングにかなりの時間が割かれます。

それなりに宿題、課題も多いので結構インテンシブで大変ではありますが、メインコースの中では役に立つと思います。

2. 受講生比

まず、キングスカレッジのプレセッショナルコースの場合、受講生のバランスが圧倒的に中国人に傾倒。殆ど全てのクラスが15人中国人、その他3人というクラス構成だったため、かなり異様な雰囲気になります。

残念ながら中国人学生は普段(場合によっては授業中も)中国語を話すため、おのずと中国人のグループが完成し、逆に言えばその他の国籍の人が固まるという現象が起こります。

私自身5週間の受講中、ほぼ四六時中と言っていいほどドイツ人クラスメートと一緒に行動。もちろん中国人も結構素直な人が多いので普通に話したりたまに出かけたりはしましたが、やはりちょっと縄張りが違うのかな、という印象を持ちました。

圧倒的少人数であるはずの非英語圏の欧州出身者が見事にグループを構成し、中国人とそれ以外のような構図が簡単に出来上がってしまうのはやはり国籍のアンバランスと彼らの基礎英語力を考えたら仕方ないのかもしれません。

ポジティブにいうならば、日本人も圧倒的マイノリティになるため、他の国の人と容易に孤独感を共感して仲良くなれますし、愚痴ることもできます(笑)。

私自身ドイツ人と常に一緒に行動し、常に英語でコミュニケーションを取っていたのでそういう意味ではよかったのかもしれません。

3. プレセッショナルコース結果通知

最終的な私のスコアです。最終週の試験、プレゼンテーション、課題エッセイ提出によってスコアが決定されます。

もともと私はUnconditional Offerを取っている状態でプレセッショナルに申し込むという余裕がある状態でしたので、極論0点でも問題なかったのですが、一応真面目に取り組みIELTS 8.0相当というお墨付きをいただきました。

このスコアがあればキングスカレッジだけではなくイギリス中殆どのプログラムに応募が出来ることになります。

一方、殆どの中国人学生はConditional Offerなため、この最終成績によっては帰国を余儀なくされるという人もそれなりの人数います。ですので、かなり学生間の熱の差があるのは事実です。

また、残念ながら目標スコアに届かず帰国という人も発生するので、成績発表の後は人によってはお葬式モードになったりします。。。

4. 英会話力の向上

英会話力の向上という意味では実質4週間ではさほど大きくは変わりません。

あえていうならば「自分より英語ダメな人がこんなにたくさんいるのか」という変な自信が湧きます(笑)。私の場合、幸運にもクラスのドイツ人と初日から仲良くなりひたすら一緒にいたこともあって、英語を話すという意味では随分なれたかな、という印象。

ただ単純に英会話だけ鍛えようと思うのであれば、コストパフォーマンスを考えても普通の少人数制の語学学校に5週間行った方が全然いいように思います。

残念ながらプレセッショナルコースそのもので言えば英会話力の向上にはつながりません。

5. アカデミックスキル

一方、自分に与えられたエッセイ課題をチューターの先生がしっかりと見てくれるため、英語でのアカデミックエッセイを書く際にどういう表現が好ましいのか、どういう構成を取るべきなのかなどなかなか独学では学びきれないところを習得することができました。

もともとエッセイライティングは苦手でしたし、IELTSのスコアでもさほど高得点を取れていなかったので不安な領域だったこともあり、この点はかなり役だちました。

6. 友人付き合い

やはりメインコースが始まる前に知り合いが何人かできるというのはなかなか心強いものがあります。

プレセッショナルコース中、特にUnconditional Offer Holderは随分と心の余裕がある人が多いので、期間中にワンデイトリップに出かけたり、ランチがてらパブでフィッシュ&チップス(とギネスビール)を嗜みに行ったりしました。

仲良くなった友人とは、専攻は違うもののまた飲みに行こう!という話にもなっており、今後も友人付き合いが続きそうな気がします。

7. 最後に

プレセッショナルコースは圧倒的な国籍のアンバランス、英会話力を上げるには短い4週間と1クラスの人数の多さなど色々と問題があり、単純に英語向上という意味ではイマイチかもしれません。

ただ、早く入国しゆっくりと準備ができる点、友人付き合いを広げられる点、そして(Unconditional Offerであれば)比較的時間に余裕があるからこそできる楽しみなどもあるため、個人的には参加してよかったかな、と思っています。

今後、プレセッショナルコースを任意で申し込もうと検討している方の参考になれば幸いです。

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