日本では当たり前の事でも、世界では通用しないということは沢山あります。
特に、海外に来ると食べ物を通じていかに日本の流通がすごいかを知ることになります。新鮮な肉、新鮮な魚が全然手に入らない、肉も魚もなんか生臭い、色も悪い、賞味期限は大体翌日まで。。。
今回は、イギリスに滞在する卵大好きな日本人のために食生活に欠かすことのできない「卵」について、生活の技を1つ紹介します。
1. 生卵に注意
まず前提として、日本国外で生卵を食べるということは命取りになりうるということを理解する必要があります。
一つ最近見たYoutubeの動画にかかわる話があるので紹介します。
日本の食文化を紹介するYoutuberが投稿した「とろとろに溶けるオムライス」の動画があったのですが、その動画に付いていたコメントの大部分はネガティブなアンチコメント。
多くの「こんなの危なすぎる」「ちゃんと火を通さないなんて酷いレストランだ」というコメントが外国人から残されていました。
世界一般で見れば、生卵(半熟)=危険というのはある意味常識だったりします。
2. 何がヤバイのか
一言で言うと、サルモネラ菌が問題になります。
サルモネラとは食中毒の原因菌で有名で、かかると腹痛や下痢、嘔吐など、酷いと脱水症状まで引き起こすようなかなり強力な毒性を持つ菌。
日本でも夏場などにたまに問題になることがあります。
3. 日本と海外の違い
日本にある全ての卵にはほとんど100%といっていいほどサルモネラ菌の混入はありません。
なぜならば、親鶏は全て法律の定めで「サルモネラワクチン」を投与されているため、サルモネラ菌が卵に付着するという危険性がないためです。
実はヨーロッパでもこのように全鶏にサルモネラワクチンを投与しているという国は稀で、スウェーデンなど一部北欧諸国の国に限定されているのが実情。
もちろんイギリスもワクチン接種は義務ではないため、サルモネラフリーの卵とそうでない卵が売られています。
とはいっても現地に住んでいる人は、ほとんどがハードボイルのゆで卵が好みで、調理に使用する際も完全に火を通します。少なくとも、日本人のように卵かけご飯をしてみたり、とろーっとした半熟好きと言う人は実はあまりいないので問題にはならないのです。
4. 安心な卵の見分け方
イギリスで卵を買う際に、生食が可能な「サルモネラフリー」の生卵の見分け方を紹介します。
スーパーで購入する際に、この「ライオンマーク」がついているかを確認してみてください。

このライオンマークが付いているものは他のものと比べてやや高めな値段がつけられていますが、このマークこそがサルモネラフリーである証明になります。

きちんとパッケージ内部にワクチン接種がされており、サルモネラ菌が含まれていない保障がされている旨が記載されています。
というわけで、原則日本人はこのライオンマークつきの卵を買うことを心がけましょう。
5. 最後に

チープな自炊料理ですいません。笑
目玉焼きもやや半熟が好み、そんな方は必ずライオンマークなら安心。
イギリスで食中毒なんてかかったらたまったもんじゃないですからね。
ちょっと他の卵よりは高くつきますが、さすがにサルモネラリスクを抱えて食事をするのも気が進まないので、ここは迷わずライオンマークを選びましょう。
はじめまして。夫婦でこのブログを拝見させて頂いております。
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こんにちわ!
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追記 メールアドレスにミスがあるようなのですが、再度入力お願い致します。
失礼しました、以前のアドレスを送っておりました。。詳細はメールにてお送りさせて頂ければと思います!