スウェーデン留学をしてたはずだったんですが、納得いかないことが多くスウェーデンを辞めてイギリスの大学院(MSc)を目指す事になりました。
イギリスの大学院に出願する方は多いようですが、実際に面接を受けたという方はかなりマイノリティのようで、私が面接を受ける際に参考にしようと思ってもウェブ等で体験談を見つける事がほとんどできませんでした。
ですので、今回は自分のイギリス大学院(MSc)出願に際して受けた面接について簡単にご紹介したいと思います。
1. 出願後やった事
イギリス大学院の出願についての記事はこちらをお読みください。
今回、イギリス大学院留学を目指すことを決めてから、キングスカレッジロンドン、クイーンメアリーユニバーシティオブロンドン、カーディフ大学の3校(各1プログラムずつ)に出願しました。
出願書類提出後は、何かしら連絡が来るまでただただ待つ、という作業が待っているわけですが、丁度偶然にもカーディフ大学が、現地キャンパスでポストグラデュエート向けOpen Day(オープンキャンパス)を開催するということを知ったので、そちらには参加してきました。
カーディフ大学のアカデミックスタッフと直接話す機会が持てた他、研究室や病院の見学ツアーがあったりとインタビューで使えそうな情報収集をする事ができました(プログラムディレクター等との面会は出来ませんでした。)。
といっても、私は出願時すでにヨーロッパに住んでいたために参加が可能でしたが、日本から出願の方はなかなかそうもいかないかもしれません。
ちなみにこのオープンデイの参加で合否が変わる、あるいは影響するということは100%ありませんので、もし参加できなくても特に心配する必要はありません。
2. 面接オファー
出願書類を提出後、約3週間で出願3校のうち2校(キングスカレッジロンドン、カーディフ大学)から面接オファーが来ました。
いずれもスカイプインタビューのオファーだったのですが、キングスカレッジロンドンについてはこちらからFace-to-Faceインタビューを希望している旨伝えたところ、大学の研究室でのインタビューをコーディネートしてくださいました。
カーディフ大学については、先方の指示通りスカイプインタビューを受けました。
日本から出願の場合にはスカイプインタビューが基本になるかとおもいます。
ちなみに、イギリスの大学院は面接がない(オクスブリッジ以外)というのが通説ですが、そうとも限らないと思います。
主に医歯薬学部のコース、コースの定員が10〜20人以下の少人数制コースの場合、競争率の高いコースの場合、MBAや理系のリサーチが絡むコース等の場合には、かなり高い確率で面接があると考えていいのではないかと思います。
ちなみに面接のオファーが来た=書類一次審査は通過したという証拠、ということをOpen Dayの際にカーディフ大学のスタッフより言われました。
よって、面接がない文系大学院等の場合には、この時点で大学院合格ということになるかと思いますので、ややMBA・理系大学院のほうがその他コースよりもハードルが高いように思います。
3. 面接レビュー
というわけで、実際に面接を受けた体験談を恥ずかしながらご紹介したいと思います。
ロンドン大学 クイーンメアリー校
面接に呼ばれていません。というよりもこちらのコースは出願締め切り後に一斉審査ということで、まだ審査すら始まってない可能性があります。
追記 2017.01.05
クイーンメアリー校の選考は全て書類審査で行う旨連絡がありました。1月中旬に一斉に結果を送信するとのことです。
キングスカレッジロンドン
キングスカレッジロンドンのGUY’S HOSPITAL内研究室にて対面での面接を行いました。
面接10分前に講座を訪れ、指定された時間定刻に面接が開始されました。面接官は講座の教授及びコースディレクターの2名でした。
面接は非常に和やかな雰囲気で行われ、面接官2名とも大変フレンドリーで気さくな先生でした。聞かれた質問も、なんでこのコースを志願したのか、今は何をやっているのか、等極めてベーシックな質問を2、3問されただけで、あとはコースの中身や進め方の説明などをしてくださいました。
最後に質問をこちらから数点行い、面接終了です。また、面接後は研究室を一通り説明を受けながら見学をする機会をいただきました。
ただ、やはりいくらフレンドリーとはいえ英語での面接は緊張もあり頭が若干パニックになります。おかげで?用意して練習した回答をしっかり話すこともできず、半分は予定通り、半分は反射神経的に出たアドリブ回答で進めてしまいました。
詳しいキングスカレッジロンドンとのインタビュー記についてはこちらの記事をご覧ください。
カーディフ大学
カーディフ大学のコース担当者とはスカイプを使ったテレビインタビューとなりました。時間は9:45から、ということで、おそらく1日に一気に複数名のインタビューを予定しているのかな、ということを想像させる時間振りです。
インタビューはスーツを一応きてパソコンの前に構えていましたが、なんと音声のみのスカイプでちょっと拍子抜け。最初は雑談から始まり、一連の質問のあと、来年の9月に会おう!みたいな感じでインタビューの最後に受け入れを表明してくださいました。
おそらく、書類で相当絞り込んだ後に、最後の最後の確認のインタビューという意味合いなんだと思います。
カーディフユニバーシティとのインタビュー記についてはこちらの記事をご覧ください。
4. 最後に
というわけで、12月現在(出願後1ヶ月の時点)、3校中2校の一次審査を突破し、面接(スカイプ・Face to Face)を受ける事ができました。
残る一校は1月の締め切り後一斉に審査とのことで、結果が出るのが少し遅くなりそうですし、まだインタビューがあるのかどうかもわかりません。
やはり、なかなか英語での面接はプレッシャーもあり難易度が高く、いくら準備をしてもなかなか思い通りにはいかないということを目の当たりにしました。
とりあえずこの2校がどうなるか、結果を見守りたいと思います。
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