イギリス大学院への留学へと舵を切り、2016年の10月に3大学の3プログラム(MSc)に出願しました。
キングスカレッジロンドンやカーディフ大学は、2016年の12月中に面接オファーや結果通知が来たにもかかわらず、クイーンメアリー校は音沙汰なし。
問い合わせても、「待て」の一言で反応薄めなので、これはダメか?と思いながら待つこと2ヶ月、突然の通知が来ました。今回は、突然の合否発表劇をシェアします。
1. これまでの流れ
ロンドン大学クイーンメアリー校は、ロンドンにキャンパスを構える名門大学の1つで、私が出願した3大学の中でも最も最初に書類を送った大学です。
プログラム自体も魅力的でしたし、実際のプログラムが行われる病院が「新築」ということで、その設備的にも惹かれての出願でした。
出願時のことについてはこちらの記事で紹介しています。
2016年10月末に出願書類を提出後「4週間以内に結果を通知する」という定型文メールが来たので、遅くても2016年12月頭までには結果が来るか、と思うこと2ヶ月。何も起こりませんでした。
さらに、結果はいつなのかアドミッションオフィスに問い合わせても「確認中」の一言。
12月末に「いい加減忘れてんじゃないのか?」と痺れを切らせて問い合わせたところ、別の担当者より
「12月末日締め切りで、その後一斉審査する」
と、まさかの返事が返って来ました。イギリスの大学院の多くは出願順の審査になることがほとんどですが、クイーンメアリー校は例外だったようです。
おそらく、私が出願していたコースの定員が15名と非常に少ないことから、書類が出揃ったところでしっかり選考をしたいというプログラムディレクターの意向なんだと思います。
2. 突然の通知
というわけで、出願済みの他2校のオファーを既にもらっていたこともあり、大人しく待つことに。
すると、2017年1月14日(出願後約2ヶ月半)、突然1通のメールが来ました。

英語のメールが来ると、大抵は迷惑メールということもあり、ほぼほぼデリートしかけてから我に帰りました。
Offer a place
ロンドン大学クイーンメアリー校も合格!!
これでついに、3大学出願し、3勝と完全制覇!と浮かれていました。オファーの確認をするために、ポータルサイトへとログインしていきます。
3. オファー条件確認

オファー獲得の喜びのまま、ポータルサイトへとログインして条件の確認をしていきます。
イギリスの大学では、オファーの種類が2種類あり、
- Unconditional Offer(無条件)
- Conditional Offer(条件付き)
があります。前者は文句なしの合格、後者は条件満たしたら合格にしてあげるよ、というもの。もちろん狙うは前者です。
条件付きになる大きな理由は、英語力不足。出願時の英語試験スコアが足らないというケースが大多数ですが、私は出願条件を満たしているので、まぁこれには該当しないはずです。
4. 動くゴールポスト

小さくてすいません。なんとまさかの
Conditional Offer
⊂((・x・))⊃ハァ?
その条件はなんと、英語試験IELTSのライティングのスコアが足りてないからスコア再提出しろ、とのこと。
この時書かれていた必要スコアは
- IELTS Overall 7.0以上でかつ、
- Reading 5.5以上
- Listening 5.5以上
- Writing 6.5以上
- Speaking 5.5以上
ちなみに私の提出した試験スコアは
- IELTS Overall 7.0
- Reading 8.5
- Listening 6.5
- Writing 6.0
- Speaking 6.5
と、この条件を見る限り、確かにWritingのスコアが0.5足りません。この時私が心の中で叫んだ一言。
ムービングゴールポスト!
なぜなら、出願時に書かれていた条件はIELTS7.0の全カテゴリー5.5以上というものだったからです。なぜWritingだけ(よりによって私の一番低い分野)必要スコア変わってんの????と。
UnconditionalとConditionalでは、同じオファーでも雲泥の差です。
英語の試験を受け直すか、あるいは入学前に2ヶ月半程大学付属の語学学校でコースを受けないと正式な入学許可が出ませんし、ビザの取得の手続きも変わり、条件を期日までに達成できない場合にはオファー取り消しなんてことになります。
というわけで、Bye bye、クイーンメアリー。
5. 最後に
というわけで、クイーンメアリー校の結果は条件付き合格。いうならば引き分けというところでしょうか。
すでに他の2大学からUnconditional Offerをもらっていますし、そちらの大学とは面接もしたり見学したりしてある程度雰囲気もわかっているので、ロンドン大学クイーンメアリー校のオファーは断る予定です。というか断ります。
スウェーデンのMSc留学をしていたのにも関わらず英国大学院留学へ舵を切り、3大学3プログラムへ出願。結果は勝ち越しの2勝1分でした!
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