2017年の7月に渡航することになり、大学を通して住居探しを行なってきました。
そして、この度キングスカレッジロンドンが提携して入る学生寮の1つ、Tower Bridge Student Accommodationにきまったよ、との連絡が。
ロンドンで有名なあのタワーブリッジのすぐ隣という脅威的な立地で大学にも近くなかなか良さそうなのですが、世界一家賃の高い都市ロンドンを甘く見てはいけないようです。。。
1. 学生寮の申し込み
イギリスの大学院への入学が決まった場合、海外留学生は原則として希望する場合には100%学生寮に入ることができるようになっています。
ロンドンは住宅事情が非常に悪く、自力で探すのがかなり困難を極めるため、大学側が場所を保証してくれるのはありがたいところ。
学生寮は大学が管理しているようで、大学のアコモデーションポータルサイトを通して申し込みをします。

基本的にインターネットで全て申し込みができるので非常に楽なのですが、あまりに楽すぎて心配になる程。何故ならばというと、入力するのは
- 学生番号
- 生年月日
- 希望するルームタイプ
のみ。ものの1分で手続き終了です。
ここで、「え??」と思った人も多いはず。だいたい大学の学生寮は10〜20近くの選択肢があるのですが、それを選択することができないのです。
つまりルームタイプを
- ルームシェア
- 一人部屋(シャワー・トイレ無し)
- 一人部屋(ensuite: シャワー・トイレ有り)
- 一人部屋(studio: シャワー・トイレ・ミニキッチン有り)
の中から希望を1つ選び、あとは自動的に割り振られるという抽選式。
実際にアコモデーションオファーが来た際に初めてその場所や家賃がわかるというギャンブル要素たっぷりな申し込み方法になっています。
2. オファー獲得!その中身は

というわけで、申し込み後しばらくしてオファーが来ました。その中身は
Towerbridge Studio
もともとStudioタイプを希望していたので、希望は通ったようです。そして場所はタワーブリッジ。ロンドンのシンボルでもあるタワーブリッジのすぐ目の前という超一等地にある学生寮のようです。
日本で言えば東京タワーの隣、さすがキングスカレッジ、いいところに寮抑えてるな、、、とちょっと感動。
ちなみにオファーが届くと、できることはただ2つ。「Accept」か「Reject」のみ。ここは嫌だとか、家賃もう少し安いところ、とかそういう希望はできず、ただ受けるか断るかの2択のみというSっぷりです。
留学生的には断ったら下手したら公園生活か?ってことになりかねないので、受けるのみ。
3. Towerbridge Studioって?

早速どんな学生寮なのか調べて見ました。
まだかなり新しいようで外観もポップでいい感じ。中には24時間対応の管理人やサポートスタッフがいるようで、セキュリティもしっかりとしているみたい。
一見ホテルのフロントのような感じの受付がありました。
そして共用部分も充実。こういうのはさすが学生寮という感じ。

すごい楽しそうにゆったりとテレビを楽しむ「モデル」達。実際課題に試験に宿題に追われる修士学生ライフにこんなゆとりなんかないだろ!と思うのですがはたして。

もちろん勉強スペースらしき場所も。でも絶対こんなところで優雅に勉強なんかできないんだろうなぁ。。。図書館に缶詰って聞いたし。
とりあえず夢だけ膨らませておきます。
実際に私が住むことになる部屋はこんな感じのよう。

ベッド、小さいデスク、そしてシャワー・トイレとミニキッチンというまさに1人暮らし用1Kという部屋。
さすがにこの歳になってルームシェアとかトイレ共同とか嫌なので、ちょっとは落ち着けそう。やっぱ真新しさがあって快適な感じ。

さすが?というべきなのか、トイレ・シャワースペースは完全バリアフリー対応。まぁ別にこんな広くなくていいんだけど。それよりウォシュレット欲しい、、、笑
というわけで、写真を見る限りなかなかの当たりくじを引いた感じ?
噂によるとこの寮はほとんどがポストグラデュエートプログラムの学生が使うようなので、毎晩どんちゃん騒ぎに悩まされる、ということはないんだろうと信じてます。
4. 衝撃の家賃
とここまでは順調。
で、最後にその家賃を見ます。

369ポンド
・・・
月約5万円くらいなら随分安いな。さすが学生寮。
・・・・・・
え?
369ポンド PW
・・・
Per Week
・・・・・・・
えええええええ週369ポンド!?
1Kの学生寮がまさかの月20万円コース Oh ジーザス。。。。
どんな東京の一等地でもこんな高い家賃ないだろ、と思いましたがそこはロンドンプライス。でも民間だとこんなもんじゃないらしいです。
しかも先ほども言った通り、こちらからの返事は割り当てられた以上言えるのは「Yes」or「No」。「No」と言ったら家があるのかもわかりません。
首元にナイフを突きつけられた状態で「お前週5万払うよな?」と言われているようなもん。
・・・・Accept(泣)。
5. 最後に
IELTS W/S対策特化型オンライン英語プログラム
というわけで、アホみたいに高い学生寮に住むことになりました。
ロンドンの家賃はべらぼうに高いという噂は聞いていましたが、実際に目の当たりにすると衝撃がかなりでかい。
イギリスは比較的学費が安いから、と油断してましたが家賃のせいでトントンな感じになりそうです。というわけで学生寮なのに家賃月20万という高級住宅に住むことになりました。
ロンドンの中心部一等地、あんなでかいバリアフリートイレいらないから安くして。。。
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